幽霊船キャロル・ディアリング号 (The Carroll A. Deering)にまつわる謎

キャロル・ディアリング号 (The Carroll A. Deering)

キャロル・ディアリング号は、発見された時に無人であったため、マリー・セレスト号と並んで幽霊船の代表としてよく取り上げられる。

キャロル・ディアリング号は商業スクーナー船で、1920年に謎めいた最後の航海に出発、船はまもなくブラジルのリオ・デ・ジャネイロに行くはずであった。

ところが、船はアメリカのノースカロライナ州ケープ・ハッテラス沖において座礁しているところを発見された。
そこはノース・カロライナ州ケープ・ハテラスの沖合で、長い間、難船の多い場所として有名であった。
救助船団は悪天候のために船に近づくことができず、船に乗船したのは2月4日になってからだった。

キャロル・ディアリング号 (The Carroll A. Deering)

船内には人が見当たらず、船の航行日誌と航海装備は失われており、そのほかに乗組員の所持品と船の救助艇2隻も失われており、完全に船は放棄されていた。
また船の厨房には食品が残されており、状況から翌日の食事の準備中であったと推測された。

沿岸警備隊の船マニング号がディアリング号を救助しようと試みたが、不可能だった。
他の船舶に危険な障害物にならないよう、3月4日、ディアリング号はダイナマイトを用いて穴を開けて沈められた。

今に至るまで、乗組員は誰一人として見つかっていない。

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